米国防総省、電子廃棄物からのレアアース回収に$5.1百万ドルを計上

このプロジェクトは、既存の実証プラントを再稼働させ、年間50トンのレアアース酸化物を生産すると予想される商業施設の操業を支援することを目的としている。レアリソース・リサイクリング社は、NdFeB磁石の生産に不可欠なプラセオジム、ネオジム、ジスプロシウム、テルビウムの4つの主要元素の回収に注力している。NdFeB磁石は、軍事プラットフォーム、ミサイル、潜水艦、無人車両などに広く使用されている。

国防次官補（産業基盤政策担当）のローラ・テイラー＝ケール博士は、弾力性のある「鉱山から磁石まで」のサプライチェーンには、多様なレアアース供給源が必要であると述べています。レアリソース・リサイクリング社のリサイクル努力は、米国が海外資源への依存を減らし、貴重な物質が埋立地で終わるのを防ぐのに役立ちます。同社の特許取得済みプロセスは、電子廃棄物から98%以上のレアアースを回収することができる。レアリソース・リサイクリング社は、実証プラントが再稼働した後、川下の金属・磁石業界に原料を供給するための商業施設を稼働させる予定である。

これは、防衛生産法調達事務所が2025会計年度開始以降に発注した6件の契約（総額$2億9590万）のうちの1件である。